鹿児島大学アカデミーロータリークラブ

TEL::事務局:月曜日~金曜日 10:00~15:00 定休日:土日祝

 

ロータリーについて・・・クラブの運営(Club Administration)

クラブの主な会合

クラブ例会
(Regular Meetings)

原則的に毎週1回、細則に定められた日および時間に、定期の会合を開かなければなりません。この会合は、直接顔を合わせての例会とオンライン例会の組み合わせなどは自由です
また、クラブによっては、細則の定めで、例会と最低月2回以上とすることができますし、例会のスタイルも様々な形をとることができます。

(Club Board Meetings)

毎月一回定例理事会が開催されまs。理事会はクラブ運営上の最終の決定権と責任をもっています。理事会の議事録は、開催後60日以内に全会員が入手dけいるようにします。

クラブ年次総会
(Club Annual Meeting)

毎年12月31日までに年次総会が開催され、役員選挙が行われます。

ガバナー公式訪問
(Official Visit Club Meeting)

各クラブがその所属しているRI役員であるガバナーが公式に接触する年一回の大切な機会です。地区ガバナーはその年度のRIテーマを解説するとともに実施についてロータリアンの意欲を喚起させます。また、クラブの実情や問題点について率直に検討し、指導をします。

クラブ協議会
(Club Assemblies)(クラブアッセンブリー)

クラブのプログラムと活動もしくは会員教育について協議するために開かれる、クラブ役員、理事、委員長の会合ですが、すべての会員も出席することを推奨されています。

クラブ討論会
(Club Forums)(クラブフォーラム)

奉仕理念、クラブ管理運営、委員会活動などの問題点について自由な意見を述べ合う討論会です。

家庭集会・情報集会
(Informal Meetings)

会員宅などを持ち回りして、少人数で開く非公式な懇談会であり、アットホームな雰囲気から公式な会合では言いだせない初歩的な質問なども気安くきりだせる会合。主に、ロータリー情報伝達を目的に行われるものが情報集会となります。

親睦委員会

新会員は、親睦委員会に所属することが多いようです。それは、ロータリー発足の原点でもある、早く多くの人と知り合いになって親睦を深めるようにとの配慮からです。
親睦委員の任務については、下記の通りですが、新会員はまず例会時間より早めに会場に来て、親睦委員長や古参の親睦委員と共に例会場の受付で、来訪者や会員を笑顔で迎えることから始めてください。
そうすることによって、クラブ会員との親睦や道の他のjクラブ会員との有効が次第に深まります。
そうすることによって、クラブ会員との親睦や未知の他のクラブ会員との友好が次第に深まります。
親睦活動の分野は大別して、4つの対象に分けられます。
つまり、1.会員相互 2.来訪者 3.他クラブ 4.家族に対する親睦活動があります。それを簡単に説明します。

  1. 会員相互
  2. 例会場においては、会員は職業分類において平等であるという点を生かすよう、座席の配置に注意をします。
    例会場内外での親睦活動として趣味の会、スポーツ、旅行などを行うことによって、親睦が更に深まります。
    最も効果的な親睦は「一緒に仕事(奉仕活動)をすること」です。

  3. 来 訪 者
  4. クラブ来訪者が良い印象をもつような接待をすることが大切です。
    閉会の天正まで来訪者に友情を示しましょう。

  5. 他クラブ
  6. 近隣クラブなど他クラブとのゴルフや花見会などの交流を深めることにより交際範囲が広がり、いろいろ刺激を受けてロータリーの楽しさが増加します。

  7. 家  族
  8. 家族を交えた親睦会が大きな親睦効果を上げることはいうまでもありません。それは更に、家族にロータリーを理解させ、家族をロータリーファンにすることがロータリー活動に大切です。

クラブの奉仕活動

地域社会のために

クラブ会員の専門分野を生かし、それぞれの地域の特色やニーズに合わせた、多岐にわたる独自の活動を展開しています。
主な活動として、環境保全に配慮して山や公園に植樹をしたり、環境保全に対する講演会などを通じて地域社会に啓蒙運動を行ったり、人道的な奉仕活動として、チャリティーコンサートや養護施設や老人施設への訪問支援を行っているクラブもあります。さらに、会員の専門職業による「無料相談」などさまざまな企画や中学生や高校生に対する職業指導や出前講座、インターンシップなどの活動を行っているクラブもあります。

世界のために

日本では、海外への支援としては、タイ、フィリピン、ネパールなどアジアの人たちへの活動が多いですが、もちろん、世界各国の人々へも手を差し伸べています。
たとえば、安全な飲み水を確保できない人たちのために井戸を掘ったり、浄水施設を設置したり、識字率向上のために学校を建設したり、教科書、文房具、机、椅子などを送っているクラブもあります。さらに、ポリオワクチンの接種活動や歯科検診、白内障の治療活動を行っている地区やクラブもあります。

青少年のために

地域の若い人々を育てたり支援したりする活動も積極的に行っております。ロータリーでは青少年に関する様々なプログラムがあります。

  • インターアクトクラブ(Interact Club)
  • 12歳から18歳の学生を対象に、奉仕と国際理解に貢献する世界的友好精神の中で共に活動する機会を青少年に与えるために作られています。

  • ローターアクトクラブ(Rotaract Club)
  • 18歳から30歳までを対象に、奉仕を志向する市民と指導者を育成するために設立されたロータリークラブが提唱する世界的な団体です。
    2019年7月より、ローターアクトクラブのRI加盟が認められました。

  • ロータリー青少年交換(Rotary Youth Exchange)
  • 国際理解と親善を促進することを目的として、15歳から19歳までの高校生を対象に、1学年度間、または休暇期間中に海外と交換交流する制度です。

  • ライラ(RYLA:Rotary Youth Leadership Awards)(ロータリー青少年指導者養成プログラム)
  • 若者の指導者育成および善良な市民としての資質を伸ばすことを目的としたプログラムです。年齢14~30歳までの青少年を対象としています。

ロータリーの学友(Rotary Alumni)

p>ロータリーの学友は、社会に貢献したいと願うリーダーの世界的ネットワークの一員です。以下のプログラムに参加した経験のある方は、ロータリーの「学友」です。インターアクト、ローターアクト、ロータリー青少年交換、ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)、ロータリー平和フェローシップ、グローバル補助金または地区補助金奨学生、職業研修チーム(VTT)(メンバーまたはリーダー)、新世代奉仕交換、以前のロータリー財団プログラム参加者(例えば、国際親善奨学生、大学教員のための補助金、研究グルーう交換(GSE)(メンバーまたはリーダー)、ロータリーボランティア(2014年10月理事会会合決定38号)なお、日本においては米山学友も含まれます。

ニコニコ箱

例会場で会員が自由意思で善意の寄付金を入れる箱のことで、これらの寄付金はクラブの奉仕活動の原資となります。
クラブの例会場には、ニコニコ箱あるいは、スマイルボックスと呼ばれる受付が設けられている場合があります。これは会員の喜び事、祝い事あるいは、ちょっとしたしくじりなど、出来事や近況披露、お礼や感情表現など様々な理由付けの活用方法で、会員が自発的に拠金をするもので、別に何の規定も文献もあるわけではありません。要するに、ニコニコ箱の名が示す通り、拠金する会員もニコニコしながら拠出し、集まったお金は、クラブの奉仕活動などに使用します。金額については、善意のお金ですからいくらでも良いのですが、喜びの大きいときは相当多額のニコニコもあります。多くの人からいろいろの理由で何回も拠金してもらうのが、ニコニコ箱本来の姿と言えます。
ただし、ニコニコ箱というのは世界的な慣例ではありません。日本にはありますが、世界中どこの国にもあるというわけでははりません。
アメリカを始め諸外国にはニコニコ箱に類するものとしてFine BoxとChest Boxがあります。Fine BOXは罰金箱で、欠席、早退とかのペナルティを集める制度であり、Chest Boxは目的を定めた募金箱ですから、目的を定めずに募金をする日本のニコニコ箱とは若干違います。
奉仕活動をするための資金集めは、会員の了解を得た上で目的を定めて、その目的のために防止を回すのが諸外国のやり方のようです。

例会とメークアップ

1.例会出席の大切さ

ロータリーでは毎週1回決まった曜日と時間に例会(2016年7月より毎月最低2回、またインターネット例会も可能となりました。回数やその方法は各クラブ細則で規定できます)を開きますが、例会の所要時間は日本では、概ね1時間です。
ロータリーではこの例会への出席を最も重要視し、その規則も非常に厳格にとらえています。従って入会前にこのことを十分ご承知の上で入会されたことと思いますが、それでも最初のうちはこの厳しさに戸惑って、いつまで続くことかと不安に思われる方もあるかと思います。しかし、入会して暫くの間は我慢して時間のやりくりをしてみてください。その内には必ず習慣となり、無理なく出席できるようになります。
ロータリーへお入りいただく方は周辺地域内で1つの職業の代表者の一人であり、皆さんお忙しい方ばかりですが基本的に週に1回食事を共にし、他業種の代表の方と懇談し、新しい情報の交換をし、心身をリラックスする。僅か1時間の余裕づくりが習慣となるまで暫くの辛抱です。

旅行や出張先(海外含む)などで、例会を探すのにはどうしたらいいのでしょうか?
国内の地区ホームページ、RIのホームページまたはRIが毎年発行している公式名簿(Official Directory)で探すことができますが、クラブによっては例会日や場所などが変更されることもありますので、あらかじめクラブに問い合わせすることをお勧めします。
ロータリアンなら、いつ、どこのクラブの例会に出席しても歓迎されます。各クラブではビジター(メークアップのために訪問する人のこと)を見込んで、席や食事の準備をしていますので、事前に電話などで連絡してから訪問した方が良いでしょう。初めて訪問するクラブの場合でも、相手が待っていてくださるので、心細い思いをすることもありません。
例会場にいたら何をするのですか?
他クラブの例会に行ったら、まず受付に行きます。ビジターは受付に行き「ビジターフィー」(訪問費)を支払い、名札を作ってもらいます。例会時の食事代が主なものです。ほとんどのクラブでは、一定の金額のビジターフィーが決まっていますが、クラブによっては、金額が3種類ぐらい決まっていて、その日の食事の内容で変わるところもあります。
受付を済ませると、クラブの担当者が席に案内してくれます。また、ニコニコ箱に寄付を入れるかどうかは、自由です。もちろん金額も自由です。でも、どのくらいの金額を入れればいいのか、迷ったり、悩んだりした場合には、受付の担当者や、案内をしてくださる会員に、そっと聞いてみてください。同じロータリアン同士ですから、親切に教えてくださることと思います。訪問先のクラブ漢字からは「訪問ロータリアン報告用紙」(一般に「メークアップカード」と言われます)に、メークアップの旨が記入され、用紙はその場で手渡されたり、ホームクラブに送付されたりします。

2.メークアップ(Make-Up)

ロータリアンには例会に出席する義務があります。ホームクラブに出席できないときには、他のクラブの例会やロータリーのその他の会合(地区大会、インターシティーミーティング、その他の地区の会議など)に出席するメークアップ(Make-Up)という方法で、通常の例会欠席を補うことができます。また、所属クラブの奉仕プロジェクトおよびその他の行事や活動に少なくとも12時間参加することによっても出席となります。
最近ではEクラブ(2016年7月より従来型クラブの例会もインターネットによる例会が可能となる)の誕生でIT環境が整った場合では、いつでもどこにいてもメークアップができるようになりました。

●2019年7月よりい、欠席のメークアップは「例会欠席の前後2週間」から「同年度内」にすればよいといいうことに変更されました。(2019年規定審議会決定)

3.出席の免除(Excused Absence)

理事会の承認ある条件と事情による欠席の場合。理事会は、正当かつ十分な理由による会員の欠席を認める権限を持ちます。このような出席規定の適用の免除は、最長12ヶ月間までとなります。ただし、健康上の理由あるいは子どもの誕生により12ヶ月間を超えて欠席となる場合は、理事会が改めて、当初の12ヶ月の後に、さらに一定期間の欠席を認める場合があります。
また、一つまたは複数のロータリークラブのロータリー歴と会員の年齢の合計が85年以上であり、一つまたは複数のクラブで少なくとも20年の会員歴があり、さらに出席規定の適用を免除されたい希望を、書面をもってクラブ幹事に通告し、理事会が承認した場合に出席が免除されます。ただし、出席に関する規則は、上記に拘らず、クラブは細則でこれに従わない規定または要件を定めることができ、この細則の規定が優先されます。(クラブ運営の柔軟性)

クラブ運営の柔軟性と革新性

2016年の規定審議会は、例会の頻度と方法、出席要件、会員の種類についてロータリークラブの柔軟性をかつてないほど高める変更を採択しました。これによって、入会者が集まりやすく、会員の参加が促され、新会員と現会員のモチベーションが高まることが期待されます。

例会の頻度、形式、主席に関する柔軟性

例会の頻度、形式、出席に関して、クラブに以下の裁量を与えられています。

  • 例会の曜日と時間を自由に決定する
  • 必要に応じて例会を変更または中止する
  • 奉仕プロジェクトまたは社交行事を「例会」とみなす
  • 直接顔を合わせる例会、オンラインでの例会、その両方を交互に行う例会、あるいは両方の方法を同時に用いる例会(例:直接顔を合わせる例会にオンライン[ビデオチャットなど]で参加する)のいずれかを選ぶ
  • 出席要件、または出席要件を満たさなかった会員の終結に関する方針を緩める(または厳しくする)

ただし、クラブは、少なくとも月に2回、何らかの方法で例会を行う限り、例会頻度を減らすことができます。とは言え、各月の最終例会後15日以内に月次出席報告をガバナーに提出するという要件は変わりません。例会や出席、クラブの構造、会員種類について変更を採用することをクラブが選択する場合、クラブ細則を修正する必要があります。一方で、これらの変更を加えないことを選択するクラブは、従来と同じ方法を維持することができます。

会員種類に関する柔軟性

RI細則と標準ロータリークラブ定款の規定では、「正会員」と「名誉会員」の2つの会員種類があります。クラブ細則を修正することにより、クラブは、地元のニーズに応じて新しい会員種類を追加できます(例:準会員、法人会員、家族会員など)。

  • 追加の会員種類を設けるクラブは、これらの会員を「正会員」としてロータリークラブに報告されなければなりません。また、これらの会員のRI人頭分担金が支払われるようにすることは、クラブの責任となります。

ローターアクターの二重会員身分
ロータリークラブ入会の資格を満たす現役ローターアクターは、ローターアクト会員であり続けると同時にロータリークラブに入会できます。
Eクラブとロータリークラブ

例会方法に関する大幅な柔軟性を全ロータリークラブに認めることによって、Eクラブと従来型クラブを区別がなくなりました。ただし、Eクラブは、オンラインのみ(または主にオンライン)で例会を開くことを強調するために、引き続き同じ名称を使い、Eクラブとしての立場を維持することができます。